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舞台発表 多彩に 岩手芸術祭が開幕

岩手芸術祭総合フェスティバルで披露された「春日流落合鹿踊」

 第76回岩手芸術祭(県など主催、岩手日日新聞社など後援)は7日、開幕した。初日は盛岡市のトーサイクラシックホール岩手(県民会館)で総合フェスティバルが開催され、郷土芸能や合唱など多彩な舞台発表で来場者を沸かせた。

 フェスティバルは、県立盛岡一高音楽部の澄んだハーモニーで幕開け。モダンダンスや日本舞踊、吹奏楽演奏のほか、郷土芸能では北上市指定無形民俗文化財「鳥喰太(とりばみだい)神楽」、県指定無形民俗文化財「春日流落合鹿踊(ししおどり)」が披露された。

 このうち、春日流落合鹿踊の保存会(花巻市)は「案山子踊(かかしおどり)」を発表。鹿たちがかかしを見つけて恐る恐る近づく様子や、かかしを壊して勇壮に舞う姿を生き生きと表現した。

 ステージの合間には記念式典が行われ、長年芸術文化活動に尽力してきた人に感謝状が贈られた。

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