あすから新連載小説「ひまわり」 作・新川帆立 画・安楽岡美穂
小川糸さんの長編小説「椿ノ恋文」は13日に終了し、14日からは新川帆立さんの長編小説「ひまわり」が始まります。事故で頸髄(けいずい)を損傷し、重度の障害を負いながら弁護士を目指して奮闘する女性を主人公に、暗い中でも明るい方に向かっていく姿を描く物語です。ご期待ください。(5面に作者インタビュー)
岩手日日新聞読者の皆さまこんにちは。このたび、憧れの新聞連載をさせていただけることが決まり、とてもうれしく、光栄に感じています。本作は頸髄の損傷を負った女性が、司法試験を突破して弁護士になるまでのお話です。希望を失わずに生きていく人間の強さを描きたいと思っています。良いものになるよう精いっぱい書かせていただきます。
新川 帆立(しんかわ・ほたて)1991年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。宮崎県育ち。東京大法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に作家デビュー。受賞作の『元彼の遺言状』と『競争の番人』が相次いでテレビドラマ化された。他の著作に『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。
安楽岡 美穂(やすらおか・みほ)1980年東京都生まれ。多摩美術大中退後、MJイラストレーションズ卒業。2014年TIS公募(審査会)入選、ザ・チョイス年度賞優秀賞受賞。
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