一関・平泉

児童が搾乳に挑戦 出前教室で酪農業理解 赤荻小【一関】

酪農出前教室で平間さん(中央)の手ほどきを受け搾乳を体験する児童

 県牛乳普及協会主催の酪農出前教室は17日、一関市赤荻の赤荻小学校で行われ、5年生46人がバター作りや搾乳の体験などを通じて学校給食に提供される牛乳の製造過程や酪農業への理解を深めた。

 酪農出前教室は、全農いわてや県内の単位農協などと協力して開催されている。2023年度は県内の小学校24校で計画された。

 児童たちは、牛乳について学んだ後、バター作りに挑戦。同市大東町で操業する不二家乳業の葛西敏雄営業管理部長(62)から手ほどきを受け、少量の生クリームを入れたプラスチック容器を10分ほど振って完成させた。手作りしたバターを食パンに塗って食べると、「おいしい」「後味が牛乳みたい」などと笑顔を見せた。

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