女子花巻東 2年連続全国へ 男子一関学院、連覇途絶える 高校駅伝県予選会
男子第74回、女子第35回全国高校駅伝競走大会県予選会(県高校体育連盟など主催)は19日、花巻市松園町の日居城野陸上競技場を発着点とするイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで開かれた。男子は盛岡大附が2時間11分26秒で初優勝を果たし、一関学院は2位で連覇が28で途絶えた。女子は花巻東が1時間13分34秒の大会新記録で2年連続の頂点に立ち、14度目の全国大会出場を決めた。【13面に関連】
オープン参加の連合チームを含め男子16チーム、女子9チームが出場。男子は7区間、42・195キロ、女子は5区間、21・0975キロでたすきをつないだ。
女子の花巻東は圧巻の走りを見せて、1区佐藤祥(3年)から5区澤田佳穂(3年)まで1位を譲らなかった。1、3、4区で区間賞を取り、3区白木美樹主将(3年)は区間新を樹立した。
一関学院は、29連覇を盛岡大附に阻まれた。1区中野颯人(3年)、2区柏葉隆基(1年)がトップを守ったが、3区で盛岡大附の1年生エースにかわされると、最後まで追い抜くことができなかった。
男子の盛岡大附と女子の花巻東は、12月24日に京都市で開催される全国大会に出場する。男子の盛岡大附、一関学院、花巻北、花巻東、女子の花巻東など上位4チームは、11月9日に山形県で開かれる東北大会に出場する。