北上・西和賀

黒工4大会ぶり頂点 黒北に14―7 高校ラグビー県大会【北上】

4大会ぶりの花園出場を決め、喜びを爆発させる黒沢尻工の選手=21日、盛岡市・いわぎんスタジアム

 第103回全国高校ラグビー大会県大会(全国高校体育連盟など主催)は21日、盛岡市のいわぎんスタジアムで決勝が行われ、黒沢尻工が14―7で黒沢尻北を破り、4大会ぶり32度目の花園出場を決めた。【13面に関連】

 黒沢尻工は体重で上回る相手にも競り合い、果敢に攻め込んだ。前半14分にSO小田島功弥(2年)がステップを切って防御ラインのスペースを突き、先制トライ。28分にはゴール前で相手のキックにチャージし、すかさずボールを拾ったCTB梅木颯斗主将(3年)がトライを奪って突き放した。後半に1トライを許したが、集中したディフェンスで反撃を断ち、出場10チームの頂点に立った。

 黒沢尻北は後半4分に敵陣ゴール前のラインアウトからモールを形成し、最後はCTB中野獅王(2年)がゴール中央に飛び込んで7点差まで迫ったが、その後はトライを取り切れず、3連覇はならなかった。

 全国大会は12月27日に大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開幕する。

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