一関・平泉

歌う喜び高らかに 330人出演、節目飾る 東日本合唱祭【一関】

第30回東日本合唱祭で合同合唱を響かせる招聘団体と一関合同合唱団

 「合唱のまち」を標榜(ひょうぼう)する一関市の代表的な音楽イベント「東日本合唱祭」(実行委主催)は21日、同市大手町の一関文化センターで5年ぶりに開かれた。招聘(しょうへい)した6団体と、地元の合唱愛好者で組織する一関合同合唱団の総勢約330人が歌う喜びを込めてハーモニーを響かせ、30回の節目を飾った。

 地元の一関市民合唱団によるアカペラで開幕すると、クロスロード「Shu」(東京都)が女声合唱組曲を華やかに披露し、混声合唱団京都木曜会(京都府)はダンスや手話を交えた歌で会場を盛り上げた。東京フラウエン・カンマーコール(東京都)は詩人・谷川俊太郎の作品を女声合唱で繊細に奏で、プロの室内合唱団であるharmonia ensemble(同)は洗練されたハーモニーを聴かせた。学生合唱団のTokyo Youth Choir(同)は命の尊さを若々しく歌い上げた。

 招聘団体の発表に続いて一関合同合唱団が登場し、全員で7曲を合同合唱した。招聘団体の指揮者が1曲ずつ担当し、初演となる第30回記念の委嘱作品「空は遍(あまね)く我らの上に」「あなたに歌の花束を」は作曲者の鈴木憲夫さん、松下耕さんがタクトを振った。東日本合唱祭顧問で全日本合唱連盟前理事長の岸信介さんが「大地讃頌(さんしょう)」で締めくくると、会場から拍手と「ブラボー」の歓声が上がった。

 東日本合唱祭はトップレベルの合唱団を招いて鑑賞、交流することで「合唱のまち一関」の発展につなげようと、1990年に始まった。2019年に第30回を迎えるはずだったが、台風と新型コロナウイルス感染拡大の影響で22年まで4年連続中止となっていた。

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