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巨人、西舘（花巻東高―中大）１位指名へ プロ野球 きょうドラフト会議
プロ野球ドラフト会議は２６日、東京都内で開かれる。プロ志望届を提出した高校生１３９人、大学生１７２人と社会人選手らが対象。１位指名が重複した場合は、代表者によるくじ引きとなる。
今年は大学生投手に逸材が多く、即戦力を望む複数球団が獲得に意欲を示している。西武とソフトバンクは左腕の武内（国学院大）、広島は常広（青学大）、巨人は西舘勇陽（花巻東高―中大）を１位指名する方針。他にも最速１５８キロを誇る左腕の細野（東洋大）らが注目され、高校生の前田（大阪桐蔭高）も上位指名がありそうだ。
一方で中日は社会人の好打者、度会（ＥＮＥＯＳ）が１位と明かした。ＤｅＮＡと日本ハムは２５日のスカウト会議でも絞り切れていないとした。当日の駆け引きで、さらに競合が生まれるか。１位候補が３人いるという日本ハムの新庄監督は「映像を見たら変わるかもしれない。あしたまで分からない」と悩ましそうに言った。
指名は１位のみ入札で、２位はレギュラーシーズンの順位を基にセ６位の中日、パ６位の日本ハム、セ５位、パ５位と下位球団から順に指名。３位はパ１位のオリックス、セ１位の阪神と上位から指名していく。
２０２０年から昨年までは新型コロナウイルスの影響で各球団が別々の部屋からオンラインで指名。くじ引きは無観客の別室で行っていたが、今年は４年ぶりに観客を入れて開催する。【時事】
