芸術の秋満喫 はんの木絵画教室作品展―花巻
花巻市城内の「はんの木絵画教室」(似内顕也代表)に通う子どもたちや一般の作品展が、同市花城町のまなび学園で開かれている。個性豊かな水彩画、瓶人形などの立体作品、ステンドグラス作品などが並び、訪れた人たちが芸術の秋を満喫している。29日まで。
同教室は2006年に発足し、同ギャラリーに隣接する画房で、小学生と一般が水彩画やデッサンを学んでいる。作品展は今回で18回目で、花巻、北上両市の児童6人、一般の5人が作品合わせて40点を展示している。
トウモロコシ、スイカ、タケノコなどを題材に描いた水彩画、木炭デッサン画などを展示。このうち児童の作品は、大胆な構図と鮮やかな色使いで描いている。一般の部には、F50号の大作もあり、訪れた人たちは一つ一つの絵画をじっくりと鑑賞していた。
花巻市愛宕町の高野英子さん(86)は「どの作品も上手で驚いた。自分も絵を描いているので刺激を受けた。右手をけがしていて描けないが、完治したら描きたい」と話していた。
似内代表(80)は「どの作品もとても充実している。子どもたちも自分の興味がある題材を見つければ、素晴らしい作品を描く」と話していた。
時間は午前9時30分から午後5時(最終日は4時)まで。入場無料。問い合わせは似内代表=0198(24)0451=へ。