思い出詰め埋設 厳美中3年生 一関工高生がカプセル製作
一関市厳美町の市立厳美中学校(佐藤幸雄校長、生徒64人)の3年生28人は29日、将来の自分に向けた手紙や思い出の品などを収めたタイムカプセルを同校の中庭に埋めた。5年後の8月中旬に掘り出す予定で、生徒は全員で開封できる日を心待ちにした。
タイムカプセルの埋設は3学年PTA(髙橋静輝会長)が生徒の思い出づくりにと学年レクリエーションの機会を利用して企画した。髙橋会長の長男が県立一関工業高校(同市萩荘)の電子機械科に在籍していることから同校に容器の製作を依頼したところ快諾され、同科3年生4人が課題研究の一環として9月から約1カ月かけて仕上げた。
同日は厳美中の3年生と保護者、教職員の53人が出席。高さ約50センチ、幅約30センチの金属製の容器に自身への手紙や写真などを収め、男子生徒が中庭の一角にスコップで穴を掘って埋めた。
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