花巻

除雪万全の体制で 県南局花巻土木センター出動式

出動式で車両を点検するオペレーター

 県南広域振興局土木部花巻土木センターは31日、花巻市下似内の同センター下似内除雪車庫で除雪作業出動式を行った。関係者約60人が出席し、本格的な降雪期に備え、除雪作業の安全と円滑な交通確保に連携して取り組むことを誓った。

 同センターは市内をエリアとし、今シーズンは国道283号、主要地方道花巻大曲線、県道石鳥谷大迫線など計35路線(自転車道含む)、延長315・7キロで除雪を計画する。市内を六つのエリアに分けて34社で構成する6特定共同企業体(JV)が除雪作業を請け負い、グレーダーや大型ロータリー、薬剤散布車など県所有の39台、建設会社保有の96台の計135台の車両が出動に備える。

 除雪作業安全祈願の神事に続いて行われた出動式で、同センターの菊池晋所長は「健康に留意し、安全第一を優先して作業を行ってほしい」とあいさつ。成和建設の小田島裕樹取締役常務が、除雪受注者で構成する同センター管内地域維持型除雪安全協議会代表の決意表明を代読し、「地域生活と経済活動の基盤である道路環境を確保するため、初動体制を確立し、各JVが連携して万全の体制で適切な除雪作業を行う」と誓った。

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