地場産品の魅力発信 平泉・あすから産業まつり 50回節目で2日間
平泉町内の農商工が一体となり地元物産品を中心とした魅力を広く発信する第50回ひらいずみ産業まつり(実行委主催)は、4日に同町の観自在王院跡で開幕する。50回の節目を記念し5日まで2日間開催となる今回は、「見どころ!食べどころ!遺産のまち平泉の秋満載!!」をテーマに新鮮な農産物や地場産品の販売をはじめ、いわて牛モモ肉丸焼きや姉妹都市・友好交流自治体コーナーなど多彩なイベントが催される。
初日は午前9時30分からの開会式でまつりがスタート。会場内には町内農業団体や商工業者など各種団体が出店するほか、姉妹都市・友好交流自治体コーナーに和歌山県田辺市、東京都江東区、愛知県幸田町、福島県国見町、山形県酒田市が特別参加。特産品の展示販売などを通して各自治体の魅力をアピールする。
例年人気を博しているいわて南牛モモ肉の丸焼き無料振る舞いと、いわて南牛販売コーナーは4日のみ。5日は午前11時30分からいわて南牛丼をワンコイン500円(限定200食、1人2杯まで)で販売する。
ステージイベントは、4日が開会式後の午前10時から県立一関二高太鼓道場部、10時35分から平泉中学校吹奏楽部、午後1時からヒップホップダンス、1時30分からフラダンス。2時からは姉妹都市・友好交流自治体の紹介も行われる。
5日は午前9時30分からの長島保育所鼓隊演奏を皮切りに、10時から玄米ニギニギ体操、10時30分から一関交響吹奏楽団、11時15分からよさこいソーラン、11時35分から神楽演舞が行われ、正午からは弁慶力餅競技保存会が餅つきと餅振る舞い。午後1時30分からの農家組合芸能大会後、3時から豊年餅まきを行い2日間のまつりを締めくくる。
会場では日本農業遺産のPRや自衛隊&消防車両展示コーナーなども開設。平泉商工会主催の第42回商工業まつりも同時開催する。
時間は両日とも午前9時30分~午後3時。荒天の場合は中止。