花巻

線を重ね 質感表現 多田さん(釜石出身)絵画展 萬鉄五郎美術館・東和【花巻】

独自の技法で描いた油彩画が並ぶ多田さんの作品展

 釜石市出身で千葉県在住の多田耕二さん(69)の作品展は、花巻市東和町の萬鉄五郎記念美術館「八丁土蔵ギャラリー」で開かれている。線を重ねて質感と色を表現する独自の技法で描いた圧巻の大作が並び、訪れた人たちを魅了している。12月3日まで。

 多田さんは中学生の時に油彩画を始め、就職後に職場の先輩の勧めで50号以上の大作を描くようになった。作品は新協展、美浜美術展など数々の展覧会で入賞するなど高い評価を受けている。

 今回は2001年から23年までに描いた24点を展示。東京駅、橋、風車などのモチーフを写実的に表現する。細かな線を重ねる独自の技法は「いろいろな描画手法を試行錯誤して現在の方法にたどり着いた」という。「活かされた風景(ドックヤード)」などはF150号の大作で、盛岡市の岩手銀行旧本店本館を描いた「M市の洋館」などもある。

 同展を担当する同美術館学芸員の高橋峻さんは「遠目だと分からないが、作品を間近で見るとその細かい技法に驚かされる。ぜひ生の作品を鑑賞してほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。時間は午前9時から午後4時30分まで。

 問い合わせは同美術館=0198(42)4402=へ。

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