奥州・金ケ崎

よみがえれ 黒滝温泉 祈願のタオル販売【奥州】

27日に販売開始となる「よみがえる 黒滝温泉タオル」を手にする塚本会長

 奥州市衣川の南股地区振興会(塚本康雄会長)の内部組織「黒滝温泉を守る会」は、ポンプの故障のため休館している黒滝温泉の早期復旧と存続を願って、オリジナルデザインの「よみがえる 黒滝温泉タオル」を製作し、27日から200枚限定で販売する。「黒滝」からさんずいを外し、「黒竜」をイメージキャラクターに採用。のけ反った黒竜の背に、3行のキャッチコピーを配し、温泉マークに見立てるという凝った図柄になっている。

 黒滝温泉は、市が指定管理を挟んだ民間譲渡の方針を示している。これに伴って5月に発足した同守る会が、10月2日に指定を申請したものの、同10日に源泉ポンプが故障。このため臨時休館が続き、申請も宙に浮いたままとなっている。

 タオルは温泉存続の願いを込めて企画製作。薄緑色のタオルの平織り部分に黒く図柄をあしらった。存続を求める住民と温泉客ら1961人分の署名が1月に市へ提出された経緯を踏まえ、キャッチコピー「我(われ)、民の声にて 幻の黒滝より 黄泉(よみ)がえる」と「SIGN 1961 VOICE」の文字も入れた。

 塚本会長は「署名の半数以上は市外の温泉客で、一関市や平泉町、宮城県栗原市の人が多かった」と感謝し、「黒滝温泉をどうにか残したいという願いで、タオルの名前に『よみがえる』を付けた。益金は守る会のサポーターの活動資金などに充てる。温泉客が来ないことには存続できないが、地域コミュニティーのための活用策も考えていきたい」と話した。

 価格は1枚500円。奥州市衣川沼野の南股地区センターで販売する。受付時間は平日が午前9時~午後5時、土日が午後0~4時。問い合わせは同センター=0197(52)3644=まで。

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