奥州・金ケ崎

二刀流カレーで奥州産米発信 SNS活用プロジェクトも 官民連携WS【奥州】

産直来夢くんで提供している二刀流カレー。ひとめぼれと金色の風が一度に味わえる

 奥州市の官民連携ワークショップ(WS)「TNGR(つながる)」は、二つの事業を実施している。一つは「奥州ライス&カレーフェスタ」で、同市産の米2銘柄が味わえる「二刀流カレー」を市内の産直2店舗で提供。もう一つはインターネット交流サイト(SNS)を活用した「奥州いぐね↗プロジェクト」で、市の魅力を内外に発信するキャンペーンをインスタグラムで展開している。

 TNGRは、協働のまちづくりアカデミー修了生、市と包括連携協定を締結する企業社員、市職員で構成。4班に分かれて「市の魅力を生かした情報発信、交流機会の創出」をテーマにアイデアを出し合い、各班が事業に取り組んでいる。

 奥州ライス&カレーフェスタは、第2班(小野寺翔班長)が同市の特産品を使ったイベントとして考案。「ひとめぼれ」と「金色の風」が同時に味わえる「二刀流カレー」(1皿700円)を26日までの期間限定で、JA岩手ふるさと産直来夢くん(水沢真城)と江刺ふるさと市場(江刺愛宕)で提供している。

 このうち来夢くんでは、2種類の新米のご飯に素揚げしたカボチャやパプリカなどをトッピング。カレーは別の器で提供し、それぞれご飯にかけるなどして楽しんでもらう。同班では「米の味の違いを確かめながらカレーを味わってほしい。友人や知人に奥州の米を広めてほしい」と呼び掛ける。

 奥州いぐね↗プロジェクトは、第3班(宗村和輝班長)が企画。キャンペーンは市の魅力を伝えるコンテンツをインスタグラムで募集するもので、期間は、初回が今月22日まで行われ、2回目が12月1~22日、3回目が2024年1月1~22日。毎回、グルメ、スポット、人・動物のテーマごとに最優秀コンテンツを選定し、最優秀に選ばれた投稿者に5000円相当の賞品を贈る。参加するにはインスタグラムの市公式アカウントをフォロー。「#(ハッシュタグ)oshufan」を付けて投稿する。

 詳細は市ホームページなどに掲載している。

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