一関・平泉

三鉄車両でGO JR大船渡線乾杯列車に80人【一関】

佐藤市長の合図で出発する団体専用臨時列車「三鉄車両で行く!大船渡線乾杯列車~地酒、地ビール、旨い肴~酒発進行!」

 JR東日本一ノ関統括センターが企画する団体専用臨時列車「三鉄車両で行く!大船渡線乾杯列車~地酒、地ビール、旨い肴~酒発(しゅっぱつ)進行!」は23日、JR大船渡線(一ノ関―気仙沼間)で運行され、乗客が沿線の地酒や地ビールとともに車窓からの風景を楽しんだ。

 県南・宮城県北は歴史ある酒造会社や個性的なビール醸造所が幾つもあり、それらを地域の魅力として発信しようと企画。また沿岸の観光振興にもつなげようと三陸鉄道とも連携し、今回は初めて三陸鉄道車両がJR大船渡線を運行することとなった。

 企画には定員いっぱいの80人が申し込み、市内を中心に県内から6割、県外からは首都圏からの参加が目立ったという。

 同日は佐藤善仁一関市長の出発合図で乗客が一ノ関駅を出発。列車内では、磐乃井酒造(一関市)、岩手銘醸(奥州市)、萩野酒造(宮城県栗原市)、男山本店(同気仙沼市)、角星(同)がそれぞれ自慢の日本酒を、世嬉の一酒造(一関市)、NOYMOND BREWING(同)、BLACK TIDE BREWING(気仙沼市)からは限定のクラフトビールなどが提供され、乗客は美酒を味わいながら、一関市と気仙沼市の飲食店のオリジナルおつまみセットなどに舌鼓を打っていた。

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