立体や絵画 力作ずらり きょうから児童作品展 江釣子地区交流セ【北上】
第26回北上市小学校児童作品展(市教委主催)は、25、26の両日に同市上江釣子の江釣子地区交流センターで開かれる。各校児童の独創性あふれる作品が並び、来場者を楽しませてくれそうだ。
展示されるのは市内14校と県立花巻清風支援学校北上みなみ分教室小学部の児童が手掛け、校内選抜を経た立体、絵画、書写、家庭科合わせて938点。
立体では12年後や未来の「わたし」をイメージした列車の運転手、スポーツ選手、看護師、畜産農家、カフェ店員などのフィギュアをはじめホテルやマンションなどの街並みをイメージした作品、糸のこパズル、伝言板、ワイヤーアートなど趣向を凝らした秀作がそろった。
絵画は「思い出の校舎」「3びきの子豚」「虹色の魚」など、カラフルな色使いで描いた作品がずらり。家庭科は児童がオリジナルで作製したエプロンやナップザック、トートバッグなど、書写は硬筆と毛筆の力作が出展されている。
市教委学校教育課の中野誉史指導主事は「本当に児童個々の思いが込められ、一つ一つの作品が輝いている。表現の仕方も多種多様で、見ていてわくわくする。ぜひ家族や友人、知人、児童みんなで来場してほしい」と呼び掛けている。
両日とも午前10時~午後4時30分。