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パリ五輪で「また金を」 体操・南選手 知事表敬 世界選手権結果報告【岩手】

達増知事(左)に世界体操選手権大会の結果を報告した南選手

 10月にベルギーで行われた世界体操選手権大会に出場し、男子団体で金メダル、個人の種目別ゆかで銀メダルを獲得した滝沢市在住の南一輝選手(23)=エムズスポーツクラブ=は11月29日、県庁を訪問し、達増拓也知事に結果報告した。2024年のパリ五輪出場を目標に掲げ、「また金メダルを持って帰りたい」と決意を新たにした。

 南選手は所属するエムズスポーツクラブの松村俊輔代表と県庁を訪問し、達増知事に選手権の結果を報告。団体総合の決勝で、南選手は4種目目の跳馬で着地を決めるなど優勝に貢献。種目別ゆかでは惜しくも銀メダルだったが、来年のパリ五輪へ気持ちを切り替え、「出場できるかはまだ分からないが、今回銀だったのを金に変え、跳馬でもメダルを取り、(団体を含め)メダルを三つ持って帰ることができれば」と抱負を述べた。

 達増知事は南選手の活躍について「大変素晴らしい。体操はもちろん、県内のあらゆるアスリート、子どもたちにとって大きな励みになる」とたたえた。

 終了後、報道陣の取材に応じた南選手はパリ五輪出場に向けて「4、5月の代表選考に向けて点数が取れるよう仕上げたい。団体とゆかで二つの金、跳馬でもメダルを取りたい」と意気込んだ。

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