北上・西和賀

最後の舞台 演目多彩に 歳末助け合い芸能大会 市地域女性団体協北上支部

最後に「どんとこい岩手」を踊る北上支部の会員と舞踊団体のメンバー

 北上市地域女性団体協議会北上支部(齋藤和香子支部長)主催の第56回歳末助け合い市民芸能大会は2日、市文化交流センターさくらホールで開かれた。会員数減少などもあり今回をもって最後となり、各団体が多彩な演目を披露。惜しまれつつ半世紀以上にわたる歴史に幕を閉じた。

 同大会は市民会館時代の1966年に始まり、年末の恒例行事として定着。入場料の一部を歳末たすけあい募金や福祉施設に寄付し、多い年で約90万円、過去55回で総額2689万円となった。

 近年は同協議会、支部の会員数、大会の入場者数ともに減少傾向。運営費捻出もギリギリとなり、同支部は半年ほど熟慮し検討を重ねた結果、今回をもって区切りとした。

 今回は29団体、子どもから高齢者まで120人ほどが出演。同協議会和賀支部の「はばたき太鼓」を皮切りに踊り、松の舞、ピアノ演奏、太極拳、フラダンス、民謡、バンド演奏、鬼剣舞、すこっぷ三味線、さんさ踊り、昔話など多様な36演目を繰り広げた。最後は北上支部の会員20人余りと舞踊団体が舞台に立ち、「どんとこい岩手」の総踊りで締めくくった。

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