北上・西和賀

目標は全国ベスト4 選手ら決意新た 専北高女子サッカー部【北上】

全日本選手権に向けた激励会で、勝利のコールを披露する専大北上高女子サッカー部

 第32回全日本高校女子サッカー選手権大会(30日開幕、兵庫県)に東北第3代表として出場する専大北上高校女子サッカー部の激励会は2日、北上市新穀町の同校で開かれ、選手が全国ベスト4の目標達成に向けた決意を新たにした。

 同部は10月に福島県で開催された東北予選会の3位決定戦で、福島第1代表の尚志をPK戦の末に破り、2大会ぶり7度目の全国切符をつかんだ。

 同部保護者会(佐藤さやか会長)が主催する激励会には、部員47人をはじめ、スタッフや保護者、来賓ら計約90人が出席。八重樫浩文市長や森亮県サッカー協会長らが祝辞を寄せた。これまでの歩みを振り返る映像が上映されたほか、同校同窓会や同部後援会、保護者会から部員に激励金などが手渡された。

 白石朝香主将(3年)は「選手権の相手も決まり、とてもわくわくしている。残りの期間もチーム一丸となって努力していきたい。3年生にとっては最後の大会になるので、悔いのないように全力を出し切る」と抱負。佐藤徳信監督は「今年は全国ベスト4、東北チャンピオンを目標にし、一生懸命に一歩一歩取り組んできた。選手権でも素晴らしい結果を残してくれると思う。期待して応援していただきたい」と語った。

 日本サッカー協会が主催する全日本選手権には予選会を勝ち上がった32チームが出場。専大北上は初日の1回戦(午後1時45分キックオフ)で関東第1代表の修徳(東京)と対戦する。

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