奥州・金ケ崎

広げよう相互理解の輪 こころのふれあい作品展 福祉事業所利用者ら【奥州】

胆江地方の福祉事業所の利用者らが作りためた絵画や書道などを展示している作品展

 2023年度胆江地区精神保健福祉交流事業「こころのふれあい作品展」は8日、奥州市水沢佐倉河のめんこい美術館で始まった。同市と金ケ崎町の福祉事業所利用者による作品展示を通し、来場者と精神保健福祉関係者の交流と相互理解の輪を広げている。11日まで。

 両市町の関係11団体で実行委員会を組織して開催し、21回目。同美術館での展示は初めてで、今年度は構成団体のほか、同市水沢の認定こども園・駒形こどもの杜を含めて16団体が出展。絵画や書道、手芸、イラストなど利用者らが作りためた作品約200点が並ぶ。

 作品の中には、同市出身の大リーグの大谷翔平選手(花巻東高出)を模した「大谷サンタ」もあり、段ボールなどで作られた等身大のサンタクロースが来場者を楽しませている。幼稚園児の参加は交流の観点から協力を得ており、開会式では同園の5歳児42人が遊戯3演目を元気いっぱいに披露して開幕を盛り上げた。

 実行委事務局を務める地域活動支援センター友とぴあ(同市水沢字東町)の及川哲伸センター長は「出展者がどのような思いで作品を作ったのかを想像しながら、作品を見てほしい」と呼び掛ける。

 入場無料。時間は午前10時~午後3時。最終日は午前11時30分から閉会式を行い、正午で終了する。

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