北上・西和賀

交通安全意識高揚へ 飲食店にチラシ配布 北上

関係者が飲食店などにチラシを配った飲酒運転撲滅・暴力団排除街頭広報活動

 北上市や市交通指導隊、市地域安全推進市民会議が主催する飲酒運転撲滅・暴力団排除街頭広報活動は15日夜、市内で行われた。関係者が飲食店などにグッズを配り、安心・安全な地域づくりを呼び掛けた。

 飲酒運転の根絶を重点の一つとする冬の交通事故防止県民運動(24日まで)の初日に合わせて実施。市役所で活動の開始式が行われ、交通安全、防犯関係者ら約80人が参加した。

 参加者は3班に分かれて青柳町、諏訪町の飲食店を回り、啓発チラシとペーパークリップの400セットを配布したほか、駐車場に止めている車や通行人などにも声を掛け、飲酒運転の代償や運転代行の正しい利用法、暴力団追放の周知などを図った。

 北上署によると、今年の管内の飲酒運転検挙数は11月末時点で30件と前年同期比1・7倍に増加しており、約半数が交通事故を起こして発覚しているという。菅原謙二交通課長は「新型コロナウイルスの5類移行に伴い、飲酒する機会が増えている。酔ってから判断するのではなく、飲むときは事前に場所や相手、時間帯、移動手段などを考えた上で計画的に楽しんでもらいたい」と話していた。

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