北上・西和賀

園児と高齢者 献立交換 食で相互理解深める 北上市社協配食サービス

在宅高齢者等配食サービスの献立を味わう相去保育園の園児

 北上市社会福祉協議会は市内の保育施設と連携し、施設が提供する給食と在宅高齢者等配食サービスの献立を交換する事業に取り組んでいる。園児と高齢者が互いの食事を味わい、理解を深め合うことで地域の食育や福祉教育につなげる。

 市社協が市の委託を受けて実施する配食サービスは、市内の一人暮らし高齢者や調理が難しい人を対象に弁当を届けるもので、北上地区18人、和賀地区7人が利用している。

 献立の交換事業は2016年度から行われており、今年度は対象とする保育施設を4カ所に拡大した。

 カロリーや塩分計算、誤嚥(ごえん)への対応など、栄養士が園児、高齢者それぞれに見合った献立となるよう調整。園児には、高齢者の食事がかむ力や飲み込む力に配慮されていることを感じてもらい、福祉への親しみや関心を促す。配食サービス利用者には、園児に人気のあるメニューの提供を通じて食への意欲や楽しみを持ってもらうのが狙いだ。

 同市相去町の相去保育園(奥寺美明園長、園児65人)では6日、高齢者の食事として▽サケの野菜あんかけ▽大根のごまみそ煮▽キャベツとキュウリのゆかりあえ▽そうめん汁―などが用意された。同園では、年長児が栄養素を題材にした演劇を保護者向けに発表するなど食育に力を入れているとあって、園児と職員がそれぞれのメニューについて話しながら味わった。

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