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平和の尊さ伝え 爆撃機「彗星」残骸も 盛岡で戦中・戦後のくらし展

機体の残骸を前に彗星について解説する佐藤さん(右)

 県高教組、いわて教育文化研究所などが主催する第43回「戦中・戦後のくらし展」は、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で開かれている。旧日本海軍艦上爆撃機「彗星(すいせい)」の残骸をはじめ、戦中・戦後に使われていた軍用品や生活用品などが展示され、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えている。17日まで。

 第10回「平和を考える集い」との併催。同展は1990年に同市で開かれた「母と子で考える戦争展」をきっかけに、92年から県内各地で開催しており、今回は15日から3日間の日程で、国内に数例しか残っていない貴重な彗星の機体の一部をはじめ、草履や地下足袋、陶製キセル、二眼レフカメラ、教科書など約600点を展示している。

momottoメモ

原爆で命を落とした本県出身の元宝塚スター・園井恵子特別展も併せて開かれている。最終日の開催時間は午前9時~午後3時。入場無料。

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