奥州・金ケ崎

根気よく磨き上げ 勾玉作り体験 要害歴史館【金ケ崎】

紙やすりで高蝋石を磨き、勾玉を作る親子ら

 国指定史跡となって10周年を迎えた金ケ崎町西根の鳥海柵(とのみのさく)跡から出土した勾玉(まがたま)などについて学び、親子で勾玉作りに挑戦するイベント「こしこし勾玉つくり―鳥海柵と古墳」は16日、同町西根の金ケ崎要害歴史館で開かれた。

 冬休みの宿題に役立ててもらえるように初めて企画。町内外から親子ら18人が参加し、町中央生涯教育センターと同館の職員2人を講師に、勾玉をはじめ鳥海柵跡から出土した装飾品などについて実物を見ながら学んだ。

 また、勾玉作りには、あらかじめ荒削りして輪郭を整えてある高蝋石(こうろうせき)という、ろうのような性質を持つ鉱石を使用。親子一組で1個ずつ、紙やすりで根気よく丁寧に磨きながら、きれいな勾玉に仕上げた。

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