いわて瞬感 ケーキ作り書き入れ時 きょうイブ 洋菓子店【北上】
24日のクリスマスイブに向け、県南地方の洋菓子店ではクリスマスケーキ作りに追われ、年間で最も忙しい時期を迎えている。
北上市堤ケ丘のかぎや菓子舗(阿部大司代表取締役社長)では、17日ごろから本格的に作業を開始。新型コロナウイルス感染症の5類移行もあり予約は2021、22年より好調で、3種類のチョコレートを独自にブレンドしたショコラ、自家製タルトにイチゴをふんだんに載せた限定商品などは早々に予約受け付けを終了。クリスマス会用の注文も相次いでいるものの、砂糖や卵、パッケージなど原材料費の高騰が悩みの種という。
阿部社長は「通常モードに戻った感じがする。原材料費は上がっているが極力値段は抑え、厳選した材料でおいしいものを提供していきたい」と話している。