県内外

大学では真理を探究 岩手大など 高校生対象に講義 あすまで

「大学で何を学ぶのか」と題して講演した喜多副学長(中央右)の話に聴き入る高校生

 高校生を対象に大学の授業を公開する2023年度高大連携「ウインター・セッション」は25日、盛岡市の岩手大など県内5会場で始まった。4年ぶりに対面での開催で、27日までの3日間、県内の高校生が講義などを通じて大学の研究や教育に触れ、今後の進路選択の参考とする。

 県内の大学など高等教育機関で組織するいわて高等教育コンソーシアムと県教委が主催。高校生の進路意識の高揚や魅力ある大学づくりなどが目的。新型コロナウイルスの影響により、20、21年度は中止、22年度はオンラインでの開催となっていた。

 今年度は、25、26の両日に五つの大学、三つの短大で学部ごとの全16プログラムに約550人が参加。このうち岩手大のプログラム「未来を創造する『地域の知の府』―先導する岩手大学―」は31校から110人が受講し、初日に喜多一美副学長による全体講演、人文社会科学部や理工学部の教授による講義が行われた。

 「大学で何を学ぶのか」と題して講演した喜多副学長は、大学で有意義な学びを得るために社会や世界の現状を知ることが重要だと言い、戦後日本の経済状況などを解説。大学の使命は真理の探究だとし、「まずは自分の興味や強みを知り、大学で自主的に学んで行動してほしい」と呼び掛けた。

 聴講した県立北上翔南1年の佐藤杏奈さん(15)は「大学の雰囲気を感じてみたくて参加した。真理の探究は楽しそう。地域の伝統芸能に興味があり、学んでみたい」と話していた。

 27日は受講者全員を対象に、大学における分野別学習内容の紹介や進学講演会が盛岡市民文化ホール(マリオス)で行われる。

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