北上・西和賀

いわて瞬感 一通一通 確実に 年賀状区分けピーク 北上市・岩手郵便局

年賀状の区分け作業がピークを迎えている岩手郵便局=北上市相去町

 北上市相去町の岩手郵便局(福嶋大児局長)で、年賀状の元日配達に向けた区分け作業がピークを迎えている。今シーズンの取り扱いは2130万通が見込まれ、高校生らアルバイト127人を含む437人態勢で繁忙期の業務に当たる。

 同局は郵便物や「ゆうパック」などの区分け作業を集中処理する地域区分局。岩手、秋田両県から年賀状が集められ、1時間当たり約5万通の処理能力がある区分機14台をフル稼働して作業を進めている。機械で読み込めないはがきは、高校生アルバイトらが手作業で区分けしている。

 久保田彩華さんと嵯峨明里さん(ともに県立北上翔南高3年)は「心を込めて書いた年賀はがきが確実に届くように、一通一通大切に取り扱っている。ミスのないよう確実に仕事をこなしたい」と話していた。

 年賀状の引き受けは15日にスタートし、25日現在で約532万通の区分け作業が終了した。同局郵便部の新渡智寛副部長は「年賀状の枚数は少なくなっているとはいえ、高校生の手も借りながら元日配達に向けて急ピッチで作業している。まだ出していないお客さまは、早めに投函(とうかん)していただくようお願いする」としている。

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