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黒沢尻工 初戦敗退 全国高校ラグビー

後半、突進する黒沢尻工の梅木(左)=27日、大阪・花園ラグビー場

 第103回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、本県代表で4大会ぶり32度目出場の黒沢尻工は1回戦で仙台育英(宮城、28大会連続30度目出場)に10―46で敗れた。【6面に関連】

 互いに手の内を知る「東北勢対決」。黒沢尻工は序盤からミスや反則が続き、押し込まれる展開となった。前半15分に中央突破を許して先制されると、なおもPGやトライを追加されて0―15で折り返した。

 後半も流れは変わらずリードを広げられたが、22分にラインアウトモールからバックス展開し、途中出場のWTB高橋智(3年)が右端に意地のトライ。終了間際にはスクラムからボールを受けたWTB寺下一瑠(3年)が左サイドを駆け抜け、インゴールに滑り込んだものの、反撃及ばず無念の初戦敗退となった。

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