笑顔で新年迎えて 高齢者宅におせち 江刺・広瀬【奥州】
奥州市江刺の広瀬振興会健康福祉部(菊池千吉部長)などは27日、広瀬地区内の1人暮らしのお年寄り26人に、おせち料理を詰めた弁当を届けた。市食生活改善推進協議会広瀬支部(後藤直子支部長)が、だて巻きや栗きんとん、紅白なますなど9品を当日手作りした。菊池部長は「皆さんに笑顔で新年を迎えてもらえるとうれしい」と話した。
同部で毎年度実施している「にこにこネットワーク」事業の一環。2020年度までは1人暮らしのお年寄りを対象に日帰りで温泉旅行を実施し、21、22年度は新型コロナウイルス禍の影響でレトルト食品などの配布に切り替えた。おせち料理の弁当を届けるのは初めての試みで、あらかじめ全対象27人に希望を募って実施した。
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