来月20、21日 子ども文化祭 本番向け稽古重ねる【一関】
NPO法人一関文化会議所が主催し、岩手日日新聞社が協賛する第16回「“夢・未来”子ども文化祭」は、2024年1月20、21の両日に一関市大手町の一関文化センターで開かれる。市内に住む中学生以下の子どもたちを参加対象にした恒例のイベント。書や絵画、発明創作作品が公開される展示部門と、音楽やダンスなどの舞台部門が行われる。
同文化祭は、次代を担う子どもたちの豊かな情緒を育み、感性を磨き、生涯にわたって主体的に芸術文化活動に親しめるように育成支援するため催される。
展示部門では12月8日までに応募された書168点、絵画165点と、同24日まで募集した発明創作作品11点の計344点を公開する。舞台部門では12団体がヒップホップやモダンダンス、舞踊、和太鼓、箏曲、一輪車を披露する。
舞台部門の出演予定団体のうち、かざわおことクラブ(生田流雅箏会)&箏糸会は、阿部了子さん=かざわおことクラブ代表=と、佐藤テル子さん=箏糸会代表=の指導を受けながら同市花泉町の金沢市民センターで稽古を重ねている。当日の演奏曲は「かわいい踊り子」「木もれび」。
同文化祭には毎年出演している飯塚未羽さん(13)=花泉中2年=は、「木もれび」について「一番きれいで盛り上がるところの表現が難しい。新しい年を迎えて気合を入れるような感じで弾きたい」と意気込みを語った。
開催時間は、展示部門が初日午前10時~午後5時と2日目午前9時~午後4時。舞台部門は2日目のみで午前9時30分に開会。両部門とも入場無料、事前申し込み不要で鑑賞できる。
問い合わせは一関文化センター=0191(21)2121=へ。