花巻

岩手に舞い降りて 花巻空港60周年 世界と結ぶ玄関口

いわて花巻空港のエプロン。乗員・乗客の乗降、貨物の積み下ろし、燃料の補給などが行われる(県空港ターミナルビル提供)

 いわて花巻空港は、1964年2月に県民待望の空港として完成してから今年で60年。航空機の発達や空港の国際化が進む中、幾度の施設整備や機能強化を重ね、「岩手の空の玄関」として人の往来を支える役割を果たしてきた。近年は国際定期便も就航し、さらに多くの人々に利用される空港へと発展を続けている。

 乗降客数は累計で1981年に100万人、2005年7月に1000万人、18年7月には1500万人に到達。国際定期便の就航で19年度の乗降客数は約48万5000人と震災以降で最多となった。

 新型コロナウイルスの影響により減便や運休が相次ぎ、20年度の乗降客数は大幅に減少。23年度の利用者数は10月末現在で約29万6000人とコロナ禍前の約9割にまで回復している。

 開港60周年を迎える今年は、県や市、航空会社、ターミナルビルなどで記念事業実行委員会を組織し、記念ロゴマークや記念チャーター便の運航など年間を通じた企画で盛り上げる。実行委員長を務める県港湾空港課の君成田忠伸総括課長は「多くの人に利用してもらい、遊びに来てもらえたらうれしい。空港ファンになってほしい」と話す。

momottoメモ


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