一関・平泉

辰年 大船渡線でGO! 愛称「ドラゴンレール」 沿線も魅力満載【一関】

多くの人が参加した臨時列車「三鉄車両で行く!」。今年も利用増に向けた取り組みが行われる予定だ=2023年11月23日、JR一ノ関駅

 2024年の干支(えと)は「辰(たつ)」。空想上の生き物・竜は、あまり縁もゆかりもないものと捉えられがちだが、皆さんの身近に竜を愛称に持つものを知っているだろうか。その名も「ドラゴンレール」。JR大船渡線が、その形状から竜に見立てて名付けられた。沿線にはさまざまな観光地など魅力が満載。辰年にドラゴンレールを満喫してみてはいかが―。

 大船渡線は一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市や陸前高田市を経由し、大船渡市の盛駅までを結ぶローカル線だった。東日本大震災で被災した気仙沼―盛間はバス高速輸送システム(BRT)が運行され、20年に廃止されており、現在は一ノ関―気仙沼間で運行されている。

 一ノ関駅を出発して陸中門崎駅を過ぎると北に大きく進路を変え、摺沢駅を経由して千厩駅、気仙沼駅へと向かう線形は「鍋弦(なべづる)線」とも呼ばれ、政治的駆け引きによって決まる「我田引鉄」の典型例ともされる。ただ、その形状から、1992年にJR東日本が愛称を募集した際にアニメ「ドラゴンボール」が流行していたこともあり「ドラゴンレール」と名付けられた。

 沿線には花巻市出身の詩人・童話作家宮沢賢治ゆかりの石と賢治のミュージアムや、舟下りで名高い猊鼻(げいび)渓、例年県内トップを切って山開きが行われる室根山など観光名所が多くある。

momottoメモ

一関市では大船渡線が昇竜の勢いで人気となるよう、今年も同事業を検討する一方、利用者増に向けた取り組みも進める方針で、その魅力のPRにより一層力を入れていく。

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