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金色堂建立900年 浄土思想、文化遺産発信

建立900年の節目を迎えた金色堂。2024年はさまざまな催しが予定されている=平泉町・中尊寺
中尊寺、東京で多彩な展示

 平泉町の中尊寺(奥山元照貫首)にある国宝・金色堂は2024年、建立から900年の節目を迎えた。みちのくの地に浄土世界実現を目指した奥州藤原氏初代清衡の理念の下、浄土を具現化した荘厳な仏堂や堂内に安置された仏像、数々の荘厳具など貴重な人類の遺産を紹介すべく、同寺や東京都内で多彩な展示や企画が予定されている。

 1124(天治元)年に建立の金色堂は、東北地方に現存する最古の建造物で1897(明治30)年に国宝指定。2011年には同寺を含む町内5資産が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。

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同寺では、8月20日に金色堂建立900年慶讃法要が営まれることになっており、奥山貫首は「平安末期の大きな戦いで荒廃し、自らも両親や家族を失われた清衡公が、亡くなられた方々を極楽浄土へ導きたいとの願いで建立したのが金色堂。900年の大きな節目の年に一人でも多くの方に平和への願いを感じ取ってほしい」と話している。

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