行くべき大谷聖地 さあ!出掛けよう!!
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(花巻東高出)の出身地である奥州市は、投打の二刀流で歴史的な記録を塗り替え続けるレジェンド級の活躍や、誰もが認める人柄に魅了されたファンらが、そのルーツを追ってやって来る。ゆかりのスポット巡りは、いつの頃からかインターネット交流サイト(SNS)などで「聖地巡礼」と呼ばれ、リトルリーグ時代に通っていたバッティングセンターや市役所ロビーに飾られた握手像、道の駅の駐車場にぽつんと置かれた顔出しパネルなどが、行くべき立ち寄り先として広まり、県内外からの来訪者は絶えない。
同市水沢姉体町の北上川沿いにある「道の駅みずさわ」の駐車場では、打席での勇姿を模した大型の顔出しパネルがお出迎え。打者に専念していた2019年に、大谷選手をモチーフにした市内の田んぼアート会場に設置するために製作され、その後に同駅が譲り受けた。
土産品売り場の壁には最優秀選手(MVP)獲得を伝える号外などがずらりと張られ、菊池郁子駅長は「これを見て『花巻市じゃなかったの』と反応し、初めて奥州市が出身地だと知る県外客も少なくない。そこから話が盛り上がる」とにっこり。
気になる移籍後の対応は「ユニホームの色を塗り替えようかと考えている。エンゼルスのままでも、逆にレアになるのかな」。