街中 にぎわい創出へ 「もなか」6月オープン 盛岡・複合商業施設
盛岡市中ノ橋通に建設される複合商業施設「monaka(もなか)」は、2024年6月のオープンに向け、着々と工事が進んでいる。地上4階建ての建物はガラス張りで、周囲の景観との調和を重視した開放的なデザイン。1階を生鮮食品の販売や飲食ができる「フードマルシェ」とするなど各階に特色を出す。オープン時には、約50のテナントが入居する予定となっている。
再開発エリアは、ななっく跡地(西街区)と東側のテナントビルなどの街区を合わせた敷地面積約6000平方メートル。このうち西街区のmonakaは、地上4階、地下1階建て、延べ床面積約1万5000平方メートル。1階に田清魚店や肉の横沢、2階にレストランや100円ショップ、3階にクリニックや学習塾、4階に盛岡信用金庫本部などが入居予定で、地下には約80台分の駐車場を整備する。
施設の外観は、黒やグレーを基調とした色合いで、内部が見えるガラス張り。内装は県産材を活用し、木をふんだんに使ったスペースを確保。岩手銀行赤レンガ館をイメージした壁面などとする。各階には「ゆとり空間」を取り入れ、多くの人が休憩できる共用スペースも設ける。また、階段やエスカレーターで肴町アーケードから直接2階に出入りできるようにする。
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