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災害派遣4人が出発 能登地震調査へ 岩手河川国道事務所

能登半島地震の被災地へ出発するテックフォースの調査班

 能登半島地震の発生に伴い、国土交通省岩手河川国道事務所(近藤修所長)の緊急災害対策派遣隊(TEC―FORCE=テックフォース)は6日、盛岡市上田の同事務所から被災地に向けて出発した。13日まで石川県内で土砂災害の状況などを調査する。

 テックフォースは、被災現場における被害状況調査などを支援するために派遣される組織。今回は砂防担当の技術職3人、連絡調整役1人の計4人で構成する調査班が8日間の日程で派遣される。

 6日は同事務所玄関前で出発式が行われ、近藤所長が「安全確保に細心の注意を払い、健康管理にも気を配りつつ現地に寄り添って任務を遂行してほしい」と激励。調査班のメンバーを代表し、髙橋誠専門調査官が「現地調査を進め、石川県の一日も早い復旧、復興に向けて努めていく」と決意を示した。班員らは同日夜に富山市内に宿泊。7日から石川県入りし、地滑りの状況や今後の影響について調査する予定。

 本県関係ではこの他、保健師2人を含む県職員チームが6日、石川県珠洲市に向けて出発。日本赤十字社県支部も医師や看護師、薬剤師ら計9人で構成する盛岡赤十字病院救護班を派遣し、10~14日に同県七尾市や珠洲市の病院を拠点に活動する方針だ。

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