奥州・金ケ崎

活況期し子牛初競り 県南家畜市場 滑り出しは好調【奥州】

県南家畜市場で行われた初競り
鏡開きで一年の活況を期した初市式

 奥州市江刺のJA全農いわて県南家畜市場で10日、2024年の和牛子牛の初競りが行われ、JA岩手ふるさと、JA江刺、JAおおふなとから上場された雌牛と去勢牛合わせて206頭が全頭競り落とされ、好調な滑り出しとなった。また、競りに先立ち「県南・中央家畜市場初市式」(JA全農いわて主催)も行われ、繁殖・肥育農家や農協、行政担当者らが一堂に会し、鏡開きの後、牛乳で乾杯して一年の活況を期した。

 式では、JA全農いわての髙橋司本部長が「畜産を取り巻く環境は厳しいが、前を向き、上を向いて、明るい兆しを見つけられるように、共に努力していこう」とあいさつ。菊池哲副知事の祝辞、種雄牛造成功労賞の授与に続き、鏡開きなどを行った。

 次いで行われた競りでは、雌87頭、去勢119頭が競り落とされ、最高値は雌99万2200円、去勢110万2200円だった。平均価格は54万479円。

 県南家畜市場では11日にJAいわて平泉から249頭が上場予定。また、雫石町のJA全農いわて中央家畜市場では17、18の両日にJA新いわてから726頭、19日にJAいわて中央とJAいわて花巻から279頭が上場予定となっている。

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