県内外

あすから共通テスト 岩手大など 県内7会場で準備

正門前に大学入学共通テスト試験場の看板を立てる岩手大職員

 2024年度大学入学共通テストは、13、14の両日に全国一斉に行われる。県内では4299人が志願し、盛岡市上田の岩手大など県内7会場で実施。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となる本番を前に、職員らが会場設営などの準備を進めている。

 試験会場は同大のほか、県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)、釜石高校(釜石市)、大船渡高(大船渡市)。

 このうち、県内最多の受験生が訪れる岩手大では11日、職員らが正門前など3カ所に「岩手大学試験場」と書かれた看板を立てたほか、図書館前など構内3カ所に試験時間・会場案内の看板を設置した。

 感染対策については新型コロナの5類移行に伴い、これまで義務としていたマスク着用を受験生個人の判断に委ねるほか、試験の合間に毎回行っていた換気は適宜実施とし、コロナ禍前の通常対応に戻す。

 同大の松森洋子入試課長は「受験生が安心して試験に集中できるように準備を整えたい」とし、受験生に向けては「当日慌てないよう余裕を持って会場に来て、体温調節できる服装で試験に臨んでほしい」と呼び掛けている。

 県内の志願者数は、前年度より107人少ない。試験は両日とも午前9時30分開始で、13日は地理歴史・公民、国語、外国語、英語(リスニング)、14日は理科(1)、数学(1)、数学(2)、理科(2)の順で行われる。

 事情により本試験を受けられなかった受験生の追試験は、27、28の両日に予定されている。

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