絵札目指し走って跳んで 親子ジャンボかるた 黒石小【奥州】
第35回黒石親子ジャンボかるた大会は14日、奥州市水沢の黒石小学校体育館で開かれた。地区を挙げて手作りした大きな絵札を使う正月恒例のイベント。同校は3月末で閉校するため、黒石小としては最後となる中、同校児童と保護者が体をいっぱいに使って正月の遊びを楽しんだ。
同校区子ども会育成会連合会と黒石地区振興会が主催。かるたや絵札獲得者に贈る「木メダル」は、地区内の各子ども会や同校卒業生によるリーダー(ジュニアボランティア)、地域の施設関係者が手描きしている。
今回は新たに17種類の絵札が作られ、同市出身の米大リーガー、大谷翔平選手(花巻東高出)の活躍を期待して「本当に どこまで行くの? 大谷さん」、野生獣の出没に注意する「気をつけて イノシシ サル 熊 怖い」など昨今の時事ネタや地域の話題が盛り込まれた。2カ月後に迫った閉校に対し「たくさんの 思い出つまった 黒石小学校」、「閉校まであとわずか たくさんの思い出を ありがとう」の2枚には感謝の気持ちを込めた。
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