温室ガス53%削減へ 環境基本計画案まとまる 花巻市
花巻市は、第3次市環境基本計画案をまとめた。2024年度から8年の間に、市民、事業者、市がそれぞれの役割に応じた環境に関する取り組みを計画的に推進する内容。省エネルギーや燃料転換、再生可能エネルギーの導入などにより、地球温暖化の原因となる30年度の市の二酸化炭素排出量を13年度に比べ53%削減、50年度までに排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の実現を盛り込んだ。市環境審議会は、計画案を適切とする審議結果を上田東一市長に答申した。
環境基本計画は、市の地域特性を踏まえた環境に関する施策のマスタープラン。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が20年に発効し、市の第2次計画が23年度で終期を迎えることから、温室効果ガス排出削減等に向けた取り組み「地球温暖化対策実行計画」を内包する形で見直した。
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