交通障害警戒 注意呼び掛け 東北地方整備局など
24日から25日にかけて東北地方で大雪が見込まれることから、東北地方整備局と仙台管区気象台、東北運輸局、NEXCO東日本東北支社は、凍結などによる交通障害に注意するよう呼び掛けている。
同気象台などによると、東北地方の上空約5500メートルに氷点下40度以下の「この冬一番の強い寒気」が流れ込み、冬型の気圧配置が強まることで、24日から25日にかけ、日本海側を中心に大雪や吹雪となるところがある見込み。
これにより路面の積雪や凍結、吹雪による交通障害が発生する恐れがあるとして、不要不急の外出自粛をはじめ、広域迂回(うかい)など通行経路の変更を推奨。やむを得ず外出する場合、必ず冬タイヤを装着し、チェーンを携行するよう呼び掛けている。道路の通行止めが発生した場合、道路上ではなく降雪の少ない場所で待機するよう促している。
同整備局によると、大規模な車両滞留を回避するため、予防的・計画的に通行止めを行う可能性があるという。
こうした状況を踏まえ、関係機関は最新の気象情報や道路情報に留意し、外出が必要な場合には十分な燃料と時間的な余裕を持って行動するよう求めている。