挑戦へ「時間は十分ある」 元教諭菊池さん講演 がんと闘いエベレスト街道踏破【花巻】
胃がん治療を行いながら、ネパールのエベレスト街道トレッキングルートを17日間で踏破した花巻市在住の元教諭菊池博文さん(66)の講演会は24日、市内のホテルで開かれた。菊池さんは「時間は無限では無いが、まだまだやれる。前向きに生きていこう」とエールを送り、夢を持つことやチャレンジすることの大切さを伝えた。
「ドラゴン、山に登る。」と題して講演した菊池さんは2017年、宮野目中学校の校長を最後に36年間の教員生活を終えた後、18年9月にスイスのマッターホルンに登頂した。帰国後に胃がんが発覚。抗がん剤治療後のエベレストサミッターとの出会いがヒマラヤへといざない、22年11月のエベレスト街道トレッキングルート踏破に至った。
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