初参加「もっちーず」に329通 日本郵便東北支社・年賀状企画【一関】
日本郵便東北支社が実施した「ご当地キャラに応援の年賀状を書こう!」キャンペーンで、初参加となった一関市の餅食PRキャラクター「一関もち食べられ隊『もっちーず』」=写真=に全国から329通の年賀状が届き、市は「予想以上」と驚いている。
キャンペーンは、キャラクターに宛てて応援年賀状を差し出すと、それぞれのキャラクターから返信の年賀状が届く企画。手紙振興とともに地域の活性化を図ろうと、年賀状の季節に合わせて行われている。
2024年用年賀はがきの企画には、県内からは22のキャラクターが参加。県南では歴史公園えさし藤原の郷(奥州市)の「えーくん・さっちゃん」、北上市の「おに丸くん」、西和賀町の「カタクリンコちゃん」、平泉町観光PRキャラクター「きよひらくん」のほか、今回初めてもっちーずが加わった。
もっちーずは、一関市内外の幅広い世代に対して一関地方の餅食文化の魅力を伝え、市の知名度や好感度を向上させるために23年6~7月に募集し、応募54点の中から選ばれた。23年11月の全国もちフェスティバルでお披露目されており、今後さまざまな機会を通じて餅食文化をPRする。
年賀状は県内のほか、首都圏や京都、広島、徳島などからも届いたという。「初めて知った」「かわいい」「性格を教えて」「応援してます」「会いに行きたい」などというメッセージが寄せられていた。
返信の年賀状は既に送付されており、担当の市観光物産課では「予想を超える反響で驚いている。もっちーずのキャラクターを通じて全国の人たちに一関の餅食文化を知ってもらえて良かった」としている。