若手育成、継承目指す 民俗芸能協が設立 江釣子地区【北上】
各民俗芸能の保存伝承を目指し、北上市で「江釣子地区民俗芸能協議会」が設立された。小中学校などでの出前教室、体験学習を通じ、地区全体で後継者を育成。少子高齢化で存続困難な団体もある中、協力して継承に努めていく。
江釣子中学校で2019年度まで毎年夏、40年余りにわたり全校生徒が集落ごとに多彩な郷土芸能を発表し、保存伝承と後継者育成に大きな役割を果たしてきた「江中芸能発表会」は20年の新型コロナウイルス感染拡大後、再開が困難となった。後継者育成に危機感を抱いた各民俗芸能団体が協議会設立に向けて準備し、鬼剣舞、神楽、さんさ踊り、田植踊り、太鼓など計16団体で結成することになった。
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