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「金色」千葉さん(一関)頂点 県産米コンテスト 「銀河」は藤井さん(花巻)【岩手】

県産米を対象にしたコンテストで最高賞に輝いた(左から)千葉さん、藤井さん、佐藤組合長

 県やJA全農いわてなどの関係団体が実施する「至福の味、金色(こんじき)の風」コンテスト、「銀河のしずく」頂上コンテスト、県産ひとめぼれ食味コンテスト「Hi―1グランプリ」の2023年度受賞者が決まった。金色の風は千葉大さん(一関市藤沢町)、銀河のしずくは藤井勇幸さん(花巻市鍋倉)、ひとめぼれはJAいわて平泉(旧一関地域)がそれぞれ最高賞に輝いた。

 コンテストは、生産者の意欲喚起と栽培技術向上を目的に実施。金色の風は39点、銀河のしずくは102点、ひとめぼれは県内7JAから22点が出品された。機器審査(1次審査)と専門家らによる食味審査を実施し、受賞者を決定した。

 2日に盛岡市内で表彰式が行われ、県農林水産部の藤代克彦部長、全農いわての髙橋司本部長らが受賞者に表彰状を贈呈した。

 最高賞のいわて農林水産振興協議会長賞に選ばれた千葉さんは「昨年の猛暑の影響で水管理にとても苦労した。今年度の米で1位の成績を取ることができて本当にうれしい」と喜び、同じく藤井さんは「受賞は大変ありがたい。県内や県外からの観光客にぜひ銀河のしずくを味わってほしい」と語った。

 ひとめぼれの最優秀賞に旧一関地域が選ばれたことについて、JAいわて平泉の佐藤鉱一組合長は「岩手の主力品種であるひとめぼれで管内から1位になったのは大変うれしい」と述べた。

 各コンテストの主な入賞者は次の通り。(敬称略)

 ◇金色の風▽2位=百姓(奥州市)▽3位=岩渕隆、小野寺あき子、千葉洋(以上一関市)

 ◇銀河のしずく▽2位=佐々木武年(奥州市)▽3位=川村茂樹、髙橋耕作(以上花巻市)大和田司(陸前高田市)

 ◇ひとめぼれ▽優秀賞=JAいわて中央(紫波町)JAいわて花巻(花巻市)同(北上市)JAいわて平泉(旧室根村)

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