一関・平泉

プロジェクトの成果発表 地域課題解決テーマに 一関工高3年生

一関工高3年生が学科ごとに取り組みを振り返った「知識・技術を地域につなげるプロジェクト」成果発表会

 県立一関工業高校3年生による2023年度「知識・技術を地域につなげるプロジェクト」成果発表会は4日、一関市狐禅寺の市総合体育館で開かれた。生徒が電気電子、電子機械、土木の3学科でそれぞれ地域の課題解決のため取り組んだプロジェクトを振り返るとともに、これまでの学習を今後に生かしていく決意を語った。

 同校では20年度から毎年3年生が専門的な知識や技術を地域のために生かそうと、課題研究の授業でプロジェクトを実施している。

 4年目となった今年度、電気電子科は同市萩荘地区で地域住民と協力しながら子ども向け理科教室やサイエンスショー、中学校での出前授業などを実施。電子機械科はプレステージ・インターナショナル岩手BPO一関ブランチや市観光協会と連携して地域活性化に向けたプロセスの構築を進めた。土木科は08年の岩手・宮城内陸地震で被災した同市厳美地区の旧祭畤大橋や矢櫃ダムの見学、産女川の踏査などを行った。

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