花巻

松斎、政直の功績紹介 まちづくり尽力 資料40点 花巻市立博物館テーマ展

北松斎の羽織と具足

 江戸時代の花巻のまちづくりに功績を残した北松斎(1523~1613年)と南部政直(1599~1624年)を紹介する花巻市博物館の2023年度テーマ展が、同市高松の同館で開かれている。遺品や古文書、絵図など40点を展示し、花巻城改修や城下町の形成に尽くした二人の足跡をたどる。3月3日まで。

 松斎生誕500年、政直400回忌の年に合わせた企画。▽中世の花巻▽花巻城代・北松斎▽花巻城主・南部政直▽花巻城図の世界―の4章立てで、同館所蔵の資料や市内寺院に伝わる資料などを展示している。

 松斎は1598~1613(慶長3~18)年の16年間、花巻城代を務め、城の大改修や城下町の形成に尽力した。松斎の後を継いだ政直は盛岡藩2代藩主南部利直の二男で、13~24(慶長18~寛永元)年の12年間、花巻城主を務め、城の改修整備を成し遂げた。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年5月10日付
花巻
2024年5月10日付
花巻
2024年5月10日付
花巻
2024年5月10日付