一関・平泉

氷風呂 足冷た~い 小学生ら我慢大会 館ケ森風祭り【一関】

足氷風呂ガマン大会で氷水の中に足を入れた時間の長さを競う参加者

 18日の県南地方は、高気圧に覆われて朝から青空が広がる好天となり気温も上昇。最高気温は一関17・0度、奥州市江刺16・4度、北上15・5度、花巻15・4度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と4月中旬並みの暖かさとなった。

 春を感じさせる陽気の中、一関市花泉町老松の花と泉の公園では第15回館ケ森風祭り(エコール館ケ森主催)が開かれ、クツ飛ばしや足氷風呂ガマン大会、ビニール袋たこ作りなどのイベントでにぎわった。

 氷を入れた水の中に膝下まで足を入れた時間の長さを競う足氷風呂ガマン大会には小学生以下の18人が参加。始まってすぐに降参する一方、冷たさを感じさせない素知らぬ顔で読書をするつわものもおり、制限時間10分を超えた参加者同士のじゃんけんで優勝した橋本薫苑さん(11)=市立黄海小5年=は、足を真っ赤にしながらも「きょうは晴れて暖かかったので、我慢できた」と笑顔で語った。

 19日は、春の暖かさが本格化するのにつれて降る雪が雨に変わる頃とされる二十四節気の「雨水」。同気象台によると、同日の県内は引き続き高気圧に覆われるが、気圧の谷や前線の影響で晴れから次第に曇り、夜には雨となる見込み。

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