県内外

のと鉄道復興支援へ「鉄印」 IGRが限定販売【岩手】

のと鉄道応援鉄印

 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市、鈴木敦社長)は、能登半島地震で被災した「のと鉄道」の復興を支援するため、「のと鉄道応援鉄印」を同市の青山駅青山南口で限定販売している。売り上げ(手数料を除く)は、のと鉄道に寄付される。

 のと鉄道は地震の影響で全線で運転を取りやめていたが、今月15日から一部区間で運転を再開。4月をめどに全線再開を目指している。

 応援鉄印の販売は、のと鉄道の復興を後押ししようと、第三セクター鉄道等協議会が主催して全国で行われており、IGRいわて銀河鉄道では、300枚(1枚300円)を限定販売(なくなり次第終了)。今月16日に販売を開始し、4日間で30枚ほどが売れたという。

 販売は青山駅青山南口のみで受け付けており、時間は午前7時~午後7時(午前11時~正午を除く)。同社の担当者は「3・11が近づく中、改めて災害の恐ろしさを感じている人も多いと思う。被害に遭われた方の支援のため、ぜひ協力いただければ」と話している。

 同社ではこのほか、19日から「のと鉄道応援募金箱」を各駅の窓口などに設置し、協力を呼び掛けている。設置場所は、盛岡・青山(北口、南口)・厨川・巣子・滝沢・渋民・好摩・いわて沼宮内・奥中山高原・一戸・二戸の各駅、青山駅青山南口のIGR不動産で、設置期間は3月29日まで。集まった募金は、のと鉄道へ全額寄付される。

地域の記事をもっと読む

県内外
2025年5月17日付
県内外
2025年5月17日付
県内外
2025年5月17日付
県内外
2025年5月17日付