北上・西和賀

地域の歴史思い巡らせ 発掘調査報告、講演会 北上市内8遺跡

今年度の遺跡発掘調査成果を解説する担当者

 2023年度北上市発掘調査報告会・講演会は2日、北上市本石町の日本現代詩歌文学館で開かれた。市内8カ所の遺跡の調査成果が語られ、来場者約70人が地域の歴史に思いを巡らせた。

 今年度市立埋蔵文化財センターが調査した八天(更木)、藤沢、滝ノ沢(大堤西)、唐戸崎(飯豊)、牡丹畑(黒沢尻)、羽場(和賀町竪川目)の6遺跡と県埋蔵文化財センターが担当した広表、岡田の両遺跡(ともに村崎野)について、各担当者が報告した。

 国史跡の八天遺跡について、市立埋蔵文化財センターの工藤美樹主査は史跡整備へ24年度基本設計に入り、26年度に整備工事に着手する見通しを説明。「台地中央から縄文時代の大型柱穴状土坑4基や食糧貯蔵穴3基などを確認した。台地南部からは縄文時代後期の大規模な盛土遺構が見つかり、おびただしい量の土器が出土した。南北の盛土遺構に挟まれたエリアに縄文時代の遺構が集中し、今後の史跡整備へさまざまな情報を得ることができた」と成果を語った。

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